
新ビオフェルミンS錠とビオスリーHi錠は、どちらも便秘や軟便、おなかの張りに使える整腸剤です。初めて選ぶときに比べやすいのは、菌の名前よりも、毎回飲む錠数と続ける費用です。
今回の容量とメーカー希望小売価格で比べると、費用を抑えやすいのは新ビオフェルミンS錠。一度に飲む錠数を減らしたいならビオスリーHi錠が候補になります。配合する菌は違いますが、それだけで「こちらのほうが誰にでもよく効く」とは選べません。
錠数・日数・費用の違い
新ビオフェルミンS錠は350錠、ビオスリーHi錠は270錠を比べます。以下は成人の飲み方です。どちらも食後に飲みます。
| 比較する点 | 新ビオフェルミンS錠 | ビオスリーHi錠 |
|---|---|---|
| 1回の錠数 | 3錠 | 2錠 |
| 飲む回数 | 1日3回 | 1日3回 |
| 一瓶の容量 | 350錠 | 270錠 |
| 一瓶で使える日数 | 約39日分 | 45日分 |
| 税込価格 | 2,602円 | 3,498円 |
| 1日あたり | 約67円 | 約78円 |
価格は2026年9月時点のメーカー希望小売価格(新ビオフェルミンS錠/ビオスリーHi錠)です。日数は容量を1日の錠数で割り、1日費用は一瓶の価格から計算しています。新ビオフェルミンS錠は38日使うと8錠残ります。店頭や通販の価格で買う場合は、その支払額で比べてください。
ビオスリーHi錠は一瓶の錠数が少なくても、1日に飲む量が少ないため長く使えます。「たくさん入っているほうが長持ちする」とは限らないのが、この二つで迷いやすいところです。
配合されている菌の違い
新ビオフェルミンS錠には、ビフィズス菌、フェーカリス菌、アシドフィルス菌が入っています。ビオスリーHi錠は、酪酸菌、乳酸菌、糖化菌の組み合わせです。
ビオスリーは酪酸菌を配合している点が特徴ですが、「酪酸菌が入っているから必ずこちらが上」とは言えません。違う菌の配合量をmgで並べても、効き目の強さをそのまま比べられる数字ではないためです。
すでに片方を使っていて便通が整い、飲みにくさもなければ、菌の名前だけを理由に替える必要はないでしょう。初めてでどちらも選べるなら、まず費用と飲む錠数のうち、自分が負担に感じるほうから決めると分かりやすくなります。
毎日の飲みやすさで選ぶなら
錠剤を何個も飲むのが面倒なら、一度の錠数が少ないビオスリーHi錠には選ぶ理由があります。ただし飲む回数は同じなので、昼食後に飲むのを忘れがちな方にとって、回数の負担まで減るわけではありません。
新ビオフェルミンS錠は、今回の価格では毎日の費用を抑えやすい選択です。錠数に抵抗がなく、家族で使うことも考えているなら、350錠入りの商品記事で飲み方や使用感も読めます。
どちらの錠剤も5歳から使えますが、5~14歳は大人と量が違います。新ビオフェルミンS錠は1回2錠、ビオスリーHi錠は1回1錠で、どちらも1日3回です。5歳未満には、この二つの錠剤を飲ませないでください。家族で使う場合は、表の一瓶の日数より早くなくなる点も見込んでおきます。
続けても変わらないとき
飲み始めたら、便の回数だけでなく、硬さや出しづらさ、おなかの張りがどう変わったかを見ます。合わないと感じたまま量を増やしたり、二つを重ねたりするより、症状と飲んだ期間を薬剤師へ伝えるほうが、次にどうするかを考えやすくなります。
両商品の説明書では、1か月ほど使っても症状がよくならなければ、服用をやめて医師や薬剤師へ相談するよう案内しています。ビオスリーHi錠の説明書も購入前に読めます。血便や続く腹痛がある場合は、1か月待たずに受診してください。
安さを優先するなら新ビオフェルミンS錠、毎回の錠数を少なくしたいならビオスリーHi錠。どちらかを使ってみて、困っていた便通が改善しないなら、単にもう一瓶買うのではなく相談する。それが、この二つを選び、使い続けるときの考え方です。
