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腸活・乳酸菌

乳酸菌サプリの選び方|菌数より先に知りたい菌の違いと働き

乳酸菌サプリの選び方を整理するヨーグルト、食物繊維の食品、水、チェックノート

乳酸菌サプリは、「100億個」「1兆個」といった菌の数だけでは選べません。便通を整えたいのか、おなかの張りが気になるのか。まず自分の悩みに合う働きを説明している商品を探し、その後で菌の種類と飲み方を比べるほうが選びやすくなります。

毎日使うことを考えるなら、保存場所や飲む粒数も大事です。冷蔵庫に入れる商品と、持ち歩ける錠剤では、続けやすい場面が違います。

乳酸菌は種類によって働きが違う

「乳酸菌」は、性質の違うさまざまな菌を含む呼び名です。同じ乳酸菌というだけで、ある商品で調べられた働きが、別の商品でも同じように期待できるとは限りません。

そこで手掛かりになるのが「菌株」の名前です。同じ種類の菌を、さらに細かく区別する名前で、末尾に英数字が付いていることがあります。たとえば「Lacticaseibacillus rhamnosus GG」なら、最後のGGが菌株を示します。

長い名前を覚える必要はありません。商品の紹介で「この菌を使った研究」と書かれていたら、手元の商品の表示と同じ名前かを見るだけでも役立ちます。「乳酸菌の研究がある」という大きなくくりより、その商品に入っている菌について何が分かっているかが大切です。

菌数が多いほどよい?

菌の数は、違う商品を一列に並べて強さを比べられる数字ではありません。菌数が多いだけで、健康への働きが大きいとは言えません。どの菌を、どれくらい使ったときに、何が変わったのかをセットで見る必要があります。

表示が「1粒あたり」なのか「1日分」なのかも見ておきましょう。1粒の数字が大きくても、1日に飲む粒数が違えば比較は変わります。

生きた菌の商品では、「CFU」という単位が使われることがあります。これは培養したときに増えて集まりを作れる菌の数を表すもので、単に「○個」と書かれた表示とは数え方が違います。数字の桁だけを揃えて比べず、何を数えた量なのかまで読むと取り違えを防げます。

便通が目的なら効能・働きから選ぶ

便秘が気になっているのに、免疫への働きを説明した乳酸菌商品を選んでも、知りたかったことへの答えにはなりません。パッケージに書かれた働きが、自分の悩みと合っているかを先に見ます。

整腸を目的にするなら、食品のサプリだけでなく、効能に便秘や軟便などが書かれた整腸剤も候補になります。たとえば新ビオフェルミンS錠とビオスリーHi錠は、どちらも整腸・便秘・軟便・腹部膨満感を効能とする指定医薬部外品です。飲む錠数や配合する菌が違うので、二つの整腸剤の比較で、使いやすいほうを選べます。

ただし、血便、続く腹痛、原因の分からない体重減少がある場合は、商品を試すより受診が先です。便秘にこうした症状が伴う場合は、医師への相談が勧められています。

保存方法と続けやすさ

冷蔵が必要な商品を職場に置きたい、出張用に持ち歩きたいとなると、保存が負担になることがあります。生きた菌を使った商品は特に、パッケージの温度や保存方法を守れるかも選ぶ条件になります。

自宅で毎日飲むなら気にならなくても、外出先では1日の粒数や個包装かどうかが使い勝手を左右します。買う前に、いつ、どこで飲むかを一度思い浮かべてみてください。ヨーグルトなら食べやすさ、サプリなら粒や粉末の飲みやすさなど、毎日の負担も違います。

費用は一袋の価格ではなく、表示どおりに使うと何日分になるかで比べます。安い大袋でも飲み切れなければもったいないため、初めてなら無理なく試せる容量を選ぶほうがよいでしょう。

飲み始めた後に見ること

便通のために使うなら、回数だけでなく、便の硬さ、出すときのつらさ、おなかの張りも振り返ると変化が分かりやすくなります。飲み始めた日と気になることを短くメモしておけば、商品を替えるか迷ったときにも役立ちます。

同時に何種類も始めると、何が合っていたのか分からなくなります。まず一つを商品の案内に沿って使い、腹痛や下痢などが出たら中止して相談してください。治療中の方、とくに免疫の働きが弱くなっている方や重い病気がある方は、生きた菌を使う商品を始める前に医療者への相談が必要です。

乳酸菌を選ぶときに覚えておきたいのは、菌の数の大きさより、自分の悩みに合う商品かどうか。そのうえで、毎日使える飲み方と費用を選ぶと、候補を絞りやすくなります。